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お葬式

ー はじめに ー 

アメリカの大いなるロッキー山脈のすぐ麓に暮らす私たち。

2009年2月25日に私たちは愛する三男、健を亡くしました。


ー このブログを綴ることによって、私が願う4つのこと。ー

★このブログを綴ることによって、私自身がこの悲しみを乗り越えれるように。

★このブログを読むあなたが愛する人(たち)との一瞬一瞬を大切に生きる助けとなるように。

★同じような悲しみをかかえている仲間が「私は一人じゃないんだ」と感じれるように。

★あなたが、同じような悲しみを抱える人をサポートできる助けとなりますように。


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一日一日、一歩一歩。


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ご近所の方が突然お亡くなりなられ、今日はお葬式だった。
(あぁ・・・こんなサプライズは嫌い。あまりにも胸が痛む。遺されたご家族のことを思うとたまらない。)




健の死から二年が経とうというのに

私はどうしても「お葬式」に参列することができない。




健のお葬式以来、何度「お葬式」をパスしてきたことか・・・





お葬式への参列は無理でも

その後のお食事会のお手伝いだけでもできれば・・・と思い、

頼まれていたチキンを作って会場に行った。





お手伝いをしながら・・・

お葬式に送られてきた、たくさんのお花やらを見るうちに

どうしても耐えられなくなり「ごめんなさいね」と断り

途中で家に逃げて帰ってきた。





あの日を再体験しているような気持ちになり、どうしても耐えられなかった。






あぁ、どうしても無理。まだ無理。

お葬式も、たくさんのお花も全部無理。





ゆっくりゆっくり、一歩一歩。






お葬式_e0142155_16103332.jpg

まだ赤ちゃんだった頃の健。なんてピュアな目なんだろう。



下のmoreのところに、亡くなられたディッカーソンおじさんの思い出を書いてみました。





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私たち家族の日常は「家族6人犬一匹、ロッキー山脈ふもと生活」の方に記してあります。







ディッカーソンおじさんへ


健のお葬式の時に、おじさんは私のところへ来て

泣きながら「僕たちも若い時に赤ちゃんを亡くしてね・・・

だから貴女の気持ちがすごくわかるんだよ。

貴女のために断食をしてお祈りしているからね」と言ってくれたね。



おじさんは私なんかより、きっと二十うん歳も年上で・・・・

でも、私なんかより100倍くらい元気だったよね。



いつか裏山への散歩へ奥さんと三人で行った時などは

「早足でどんどん登って行くのが気持ちいいんだ!」と言って

どんどん先へ登っていくほどの体力の持ち主だったね。

(これでも私、結構体力には自信がある方なんだよ。)




いつもラブラブだったおじさんとおばさんは

見てても本当に気持ちのよい幸せなカップルだった。

私たちも何年経っても、おじさんとこみたいなラブラブカップルでおりたいねって思ってたんだよ、私。




ディッカーソンおじさん、私ね、おじさんのことは心配してないよ。

だっておじさんのことだから、きっと天国でワハハってやってると思うもの。

でも、遺されたディッカーソンおばさんのことはすごく心配。

遺されるって、ものすごく辛いことだもの。寂しいことだもの。

だから一生懸命お祈りしてるからね、私。




おじさんの熱血さと純粋さが大好きです。(あえて現在進行形で。)

ありがとう。
by sarisukemama | 2011-02-09 16:18 | 今の私
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